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主任司祭からのあいさつ

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「もっとも、わたしが福音を告げ知らせても、それはわたしの誇りにはなりません。そうせずにはいられないことだからです。福音を告げ知らせないなら、わたしは不幸なのです。」

(聖パウロのコリントの信徒への第一の手紙9章16節)

 
人はみな幸せを求めて生きています。聖パウロはコリントに始まったばかりのキリスト信者に向かって上記のように言いました。イエス・キリストの福音を告げ知らせないなら不幸なのだと。逆に言えば福音を告げ知らせることが彼の最高の幸せ、人生の意味そのものであったのです。
多くの人が人生の道に迷い、苦しんでいる中で、「私が道であり、真理であり、命である」(ヨハネ福音書14章6節)と宣言し、この世の最後の瞬間まで世を愛し抜かれたイエス・キリストこそ真理と命への道だと信じた者たちが、この函館の地に福音宣布にやってきて早160年以上経ちました。
1859(安政6)年にローマから日本への再宣教を委ねられたパリ外国宣教会の宣教師たちがこの地に福音をもたらし、当宮前町教会は1901(明治34)年、当時の亀田村にベルリオーズ司教が現在の敷地の中に建っていた民家を購入し、亀田教会(現宮前町教会)が創立され、この地に福音を宣布する拠点となりました。医療活動、福祉活動、学校活動等を通して、多くの人たちに知られるようになっています。教会の扉はいつも開いています。いつでも気軽にお越しくださいませ。

協力司祭からのあいさつ

 

イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」

(マタイ福音書28章10節)

「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産む。  その名はインマニュエルと呼ばれる。」この名は

「神は我々と共におられる」という意味である。

(マタイ福音書1章28節)

 
2021年、フィリピン・カトリック教会は、スペイン人によってもたらされたキリスト教創立500周年を祝いました。カトリックは半世紀にわたり繁栄し、これからもフィリピンの人々に信仰の恵みを注ぎ続けるでしょう。この記念事業に際し、教会はフィリピンの人々が受けた宣教活動への感謝として、世界中に500人の司祭宣教師を派遣することを決意しました。 特に日本の札幌教区に派遣された司祭宣教師の一人となれたことは、神の恵みです。「恐れることはない…」(マタイ福音書28章10節)というイエスの言葉は、故郷を離れた場所で植えられ、実を結ぶという、慣れない使命において私を力づけてくれます。神が人々を神の国へと導く道において、私と共にいてくださることを私は知っています。 私の使命は、フィリピン人や他​​の国籍の人々にイエス・キリストを伝えることではありません。なぜなら、私には神を所有する主体性がないからです。むしろ、私は神があなたと共におられることを感じてもらうためにここにいます(ヨシュア記1章9節)。神は常にあなたと共に歩んでおられます。母国に残してきた家族を養うために苦労しているあなた方は、決して孤独ではありません。私の存在が、神が私たちと共におられることを思い起こさせ、励ましますように(マタイ福音書1章23節)。共に神への信仰を深め、福音の喜びを生きることで、他の人々を鼓舞しましょう(フランシスコ教皇)。

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